2014年6月8日日曜日

変わりつつあるイズミール

イズミールは変わりつつある。そんな印象を今回抱いた。イズミールを訪ねるときMOVENPICKを定宿にしている。訪問先が徒歩の範囲内にあることが一番の理由。もう一つは、海が目の前、海を横目で見ながらいつもその目的先まで歩いて行く。今回もそうであった。




海岸に沿ってジョギング、ウォーキングの道が整備されていた。犬まで散歩する始末だ。自転車も置かれていた。自転車に乗って海辺の散策や移動ができる。間違いなくイズミールは変わりつつある。恐らく、イズミールだけでない。そんな気がする。トルコが次のステージに動きだしている兆しを感じる。





その兆しとは一つに生活の豊かさが先進国並みになりつつあるということ。仲間入りしようとしている兆しを感じる。ある意味、筆者はそうでない今までの素朴なトルコ・イズミールが好きなだけに、少し寂しい気がしないでもなかった。

イズミールは言わずと知れたエーゲ海に面する、アンカラに次ぐトルコ第3の都市。NATOの司令部が置かれていることを知る人は少ない。筆者が好きなイズミールは、エーゲ海の海岸線。その海外線に沿ってのそぞろ歩きは格別である。歩き疲れたらチャイを飲んで一息。そんな時計の針が止まる瞬間を経験できるのが「美しきイズミール」だ。

今回、歩いていると下記の掲示に出くわした。トルコ語で書かれていて内容は分からなかったが、昔のイズミールと今のイズミールを対比した写真である。第1次世界大戦後、オスマン・トルコから共和制トルコに移行するとき、隣国ギリシャに攻められこの地は最大の激戦地となった。どうも、その昔と今のイズミールを説明する写真パネルと思われるのだが・・。





そぞろ歩きの中で出会った新たなイズミールでの発見ではあったが、変わりつつあるトルコ・イズミールを感じる今回の訪問であった。

【トルコ進出、トルコ進出サポート、トルコ進出支援、トルコ貿易投資の専用サイトはこちらから

0 件のコメント:

コメントを投稿